2019.07.17 ディープクオリア, 心と香り, 香りのブログ
香りの欠点を活かす「異共感」 ディープクオリア
共感を生む香り
香りは、異共感なのに共感としてプラスの感情に受け入れられる嗅感覚です。
嗅覚は、一般的に評価基準が認識されていないからこそ、共感を生みやすい感覚です。
どんな香りが素晴らしいのか、どんな香りが良いとされているのか、一般的な共通認識の基準がありません。
だからこそ、自分が嫌いな香りを好きという人に対して、マイナスな印象を持つことがありません。
「へ~。そうなんだ」「あ~。そんな香りが好きなの~。」という程度です。
しかし、「一緒の場所で何かのにおいを嗅いだね」「一緒に香りを感じたね」という体験を一緒にしたという共感は強く生まれます。
また、においと場面を一緒に記憶することが強いので、においが無い時の記憶よりも、におい付きで体験したことの方が、鮮明に記憶に残ります。
ニオイって何が良いのかよくわからない。そんな欠点を活かした「異共感なのに共感を生む」感覚が、嗅覚の活用です。
異共感なのに共感を生む、ディープクオリアをロボットに活用してみてはどうでしょうか。