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2023.02.14 ニュース, 企業導入事例

多機能型事業所の職場雰囲気を香りで改善

社内に派閥ができ職場が険悪な雰囲気となり不満が噴出し、業務にも支障が出ていました。

自然と派閥が解消し利用者が自己肯定感を持てる雰囲気の職場となりました。

 

【実施内容】自己肯定感につながる香りをブレンドし職場の空間演出を行いました。

 

【概要】多機能型事業所の利用者さんの中に派閥ができ業務に支障が出るほど険悪な雰囲気となり不満が噴出していました。話を聞いたりコーチングを行ったりしたものの改善が見られませんでした。藁にも縋るような思いから、香りで気持ちを落ち着かせることができないかというご相談を受けました。

 

【好み調査から分析】始めに対象となる利用者さんの香りの好みを調査したとろ特異な傾向があることが分かりました。香りの好みから自己肯定感を高めたい欲求が確認できましたので、自己肯定感につながる香りをブレンドして空間演出を行いました。また、利用者さんは色々な病気や特性をお持ちでしたので、通常では気付かない程度のほのかな香りが時々漂うように設計しました。

 

【結果】驚いたことに香りを設置してから2か月後、自然と派閥が消滅して険悪な雰囲気が無くなっていたとの報告を受けました。

 

【職場の雰囲気と自己肯定感の関係】自己肯定感を高めたい欲求が満たされない場合、「あの人は楽な仕事ばかりしていてずるい」とか「あの人がやっても怒られないのに私の時は怒られた」など他の人への敵意が生まれることになります。その結果、相手の否定や相手を許容できない気持ちが強くなり、不満を感じることにつながります。もともと相手に不満があったわけではないにも関わらず自分自身を肯定することが出来ず、その満たされない気持ちから他人を攻撃してしまっていたのかもしれません。

 

香りには幸福感を感じさせるものや、不安が強い時に心地よく感じさせるものがあります。香りの特徴を活用して見えにくい満たされない気持ちを緩和して、社内の雰囲気の変化を生むことができます。

 

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