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2022.12.16 ニュース, 企業導入事例

大幅なマイナス空間からプラスに改善

店内には眼鏡のレンズ加工時の酸っぱいような独特の不快なニオイがしていた。
眼鏡が出来上がる待ち時間をより心地よく滞在してもらいたい。

 

レンズ加工時の酸っぱいような独特の不快なニオイが感じられなくなり、お客様がリラックスして滞在できる空間になりここと良さが大幅に良くなった。

 

【実施内容】店内にサンダルウッド(寺院や瞑想時に使われて昔から親しまれている白檀の香り)を基調とするホッとする香りを店内の入口付近に設置した。

 

【目的】

店内に入った時、酸っぱいような独特不快なニオイが鼻をつくのを改善したい。滞在時間の延長から売り上げの増加につなげたい。

【店舗】

眼鏡専門店

 

【店舗形態】

単独路面店

 

【特徴】

多店舗展開をしているメガネ専門店。

30店舗以上ある中で一番売り上げの高い店舗ではお客様がとても長く滞在している。お客様がリラックスして眼鏡以外の色々な話をしながら他店舗ではめった売れないような高価格の商品が売れていく。

滞在時間の長さと売り上げが比例していることは顕著で、他の店舗も滞在時間を延長するために工夫をしているが、建物の構造上、立地上、空間の広さや、空調、換気の条件は異なり、レンズ加工時に発生する酸っぱいニオイが店内に強く感じる店舗もある。また、空気の流れから、加工時の酸っぱいニオイがちょうど入口付近に漂う店舗もある。

【ニオイの影響】

お店に入った瞬間、鼻を突く酸っぱいような不快なニオイを感じたら、本能的にその場から移動しようという気持ちが働きます。人は本能的に不快なニオイからは遠ざかります。「不快なニオイ=危険」、菌やガスが発生していて危険な場所だと認識するからです。

店舗に入った瞬間に用事が済んだらすぐに帰ろうという無意識の認識をします。そのため他の商品を見たり、質問したり、自分に合うものをゆっくり探したりする気持にはなりません。

また良いにおいを感じた時にはその場所やその人に対して好意的な気持ちになりますが、嫌なにおいを感じた時には嫌悪感を感じます。不快なニオイを感じるとその場自体に嫌悪感を感じて、嫌な場所と記憶してしまいます。

 

【オリジナル香り製作】

眼鏡のレンズを削っている時の酸っぱいニオイと合う自然の香料をブレンドして気持ちが落ち着くブレンドを製作しました。

 

【結果】

入店した時の不快臭は無くなりほんのり漂う優しい香りが「ゆっくりしていってね」と言っているような落ち着く空間になり、お客様から「良いにおいがするね」と声を掛けられうようになった。その場から離れたくなるような不快臭から、快適な香り空間への大きく改善されました。

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